真月譚 月姫 6巻

うおおおお、すっげーおもしろかったー!!!!!
もうね、叫ばずにはいられない。夜勤の休憩中に読了してから帰ってくるまで感想書きたくて書きたくて仕方なかった。というわけで6巻。表紙は軍服のようなチャイナのような衣装の志貴と無数の武器。イメージは七夜…いや「殺人貴」か。物語はいよいよ終盤、「殺人貴」暴走、蘇る「四季」の記憶、明かされるシエルさんの過去…そしていつもの公園で向き合う志貴とアルクェイドはどうするどうなる以降次巻。もう全頁クライマックスすぎるんだけどあえて見所を挙げるならば志貴に襲われるアルク、子供四季、新旧ロア対決、それぞれの回想…ってやっぱほとんど全部やん。だってさー、子供四季って設定画ないよね?なのにこの自然さは異常じゃね?シエルVSロアだってこんなバトル原作にはなかったのに息をのむガチンコド迫力。エレイシア昔話も超絶クオリティ。49話冒頭なんてこれ、月姫リニューアルするんならこのまんまOPムービーにしちゃってもいい出来だってば。
まず絵がいい。シンプルでいて難しい武内キャラを元絵のイメージを残しつつここまで描ききれる作家はこの人以外にまずいない。原作のイベントCGそのままの構図を出すタイミングがいい。原作にビジュアルの無いシーンを描くのがとんでもなくうまい。原作にないシナリオをごく自然に挟むのがうまい。なにより、原作各ルートを踏まえつつオリジナルに展開していく物語が原作ファンにとって何ら違和感なく破綻もなく楽しめてしまうのがすごい。すごすぎる。今までも十分すぎる満足度だったけど、6巻なんて期待をはるかに超越して面白いんだもんなあ…そら思わず「すげー」って溜息出るわ。ここへきて勢いは衰えるどころか急加速。そら奈須さんもここまで全巻帯コメント書くよな。佐々木少年という作家は月姫を描くために生まれてきたんじゃないかって思うぐらい、なんかもう、何もかもが神がかってる。
そしてそして、6巻で俺的に最も熱いのが43話。まさかこのマンガでアルクの豊満おっぱいwith乳首が拝めるとは夢にも思わなかった。しかも数頁にわたって。前に夢魔の夜這いシーンはあったけど肝心な部分は隠れてたし。志貴が…まさぐってるよ、揉んでるよ、乳首噛んでるよ、あまつさえストッキング歯で破って股間に舌を這わせてるよおおおオおああアアあアあ。アルクが…喘いでるよ…。よくぞ…よくぞ描いてくれた、ありがとう、ありがとう。良いおっぱいでした。この作品にエロを求めているわけではないけど、あったらあったで当然美味しく頂くのね。それに月姫はエロゲなんだから。あとシエルさん回想での全裸DE異端審問も素敵だった。スプラッタ的な描写も容赦なく、そのへんの遠慮のない表現も魅力。これについては掲載誌・電撃大王の懐の深さにも感謝すべきだよな。そういえば俺、電撃大王で連載中のマンガほとんど単行本集めてるのに購読してないってどうよ。

写真はアニメイト限定版の特典、14Pのイラストブック。単行本に掲載されたカラー・モノクロイラストや4巻、5巻の書店POPマンガなどを収録。そして注目はメインキャラ設定画。言っちゃ悪いけど、どれもこれも本編より上手い。わりとムラがあるからなーこの人の絵。いつものようにとらのあなで買ってたら表紙絵イラストカードしかもらえないところだったよ。たまたまアニメイト寄ったおかげでゲットできたこの特典、永久保存版だぜ。
劇場版「空の境界」第二章パンフに佐々木少年氏のインタビューが載ってて、そこでアニメ「真月譚 月姫」のコミカライズであることを初めて知った。まあタイトルからそうなんだけど。でもインタビューにあるように、氏が思うままに描いてるこの作品は誰が見ても同人ゲーム「月姫」を重視しており、今やコミカライズという枠で括りきれない「佐々木版月姫」というひとつのマンガ作品であり、傑作エンターテイメントである。

真月譚 月姫(6) (電撃コミックス)

真月譚 月姫(6) (電撃コミックス)