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2006年に読んで印象に残ったマンガベスト10

今年も残すところ約半月となったのでマンガで振り返ってみる。あくまで僕が読んだ中からの主観100%チョイスであり超絶に偏りがあるので世間的に今年人気があったマンガを知りたい人には全く参考にならないと思う。その辺を踏まえて発表。

1.ヨイコノミライ

ヨイコノミライ完全版 4 (IKKI COMICS)

ヨイコノミライ完全版 4 (IKKI COMICS)

2位以下を大きく引き離してのダントツ1位。他のきづきあきら(+サトウナンキ)さんの作品も入れたかったけどますます偏ったランキングになるので1作家1作品という縛りにした。人の心の弱さや醜さが絡み合いぶつかり合う痛々しさ、それが次第に表面化して人間関係が崩壊していく様は衝撃的。4巻で割とメインに描かれる双子と大門・桂坂のエピソードが個人的に好き。この方の作品に出会えたことが2006年最大の収穫。

2.BLACK LAGOON

BLACK LAGOON 5 (サンデーGXコミックス)

BLACK LAGOON 5 (サンデーGXコミックス)

映画の字幕のような独特のセリフのやりとり、人の闇が映す社会の闇、悪と悪の戦い…作品の魅力については以前書いたとおり。4巻から始まり、まるで外国を舞台にしているかのような感覚で進み、救いがなく終わる「日本編」でよりいっそうファンになった。

3.夜桜四重奏

夜桜四重奏?ヨザクラカルテット?(1) (シリウスKC)

夜桜四重奏?ヨザクラカルテット?(1) (シリウスKC)

スッキリキレイな絵、謎の多いキャラと舞台、独特の空気感。なんだろう、うまく言えないけど全体的に好きだ。2巻が超待ち遠しい。

4.Rozen Maiden

Rozen Maiden(4) (バーズコミックス)

Rozen Maiden(4) (バーズコミックス)

深夜にアニメをちらっと見た時はよくありがちな萌え系マンガだよなあと完全になめていた。ある日マンガ喫茶で読んだらこれが大間違い。面白い。アリスゲームと同時進行で描かれるジュンと引きこもりとの闘いがこのマンガに深みを与えている。ただの萌えマンガじゃない。でも薔薇乙女は萌える。翠星石かわいいよ翠星石

5.未来日記

未来日記 (2) (カドカワコミックスAエース)

未来日記 (2) (カドカワコミックスAエース)

読んだ時の衝撃度はブッチギリ。息つく暇なく続く殺人ゲーム、錯綜するそれぞれの思惑、止まらない狂気。2巻でますます暴走する狂気・狂気・狂気。

6.私立彩陵高校超能力部

私立彩陵高校超能力部 4 (IDコミックス REXコミックス)

私立彩陵高校超能力部 4 (IDコミックス REXコミックス)

マンガ自体もちろん好きだけど、2重カバーとか、カバー外したら見れるオマケマンガとかのちょっとした遊び心というかサービス精神が素敵。キャラだと双子の先輩が好き。チキとマツリ。チキって名前がなんか新鮮だった。いい名前だなあ、チキ。

7.百合星人ナオコサン

百合星人ナオコサン (1) (Dengeki Comics EX)

百合星人ナオコサン (1) (Dengeki Comics EX)

酷い。いや褒め言葉なんだけど。こんなマンガが普通に買えるって本当いい時代になったなあと思う。

8.translucent

トランスルーセント 4―彼女は半透明 (MFコミックス)

トランスルーセント 4―彼女は半透明 (MFコミックス)

1巻ですごく感動したけど、正直5巻のラストは若干物足りなさを感じたかも。でもとてもいいマンガだと思う。透明病という実在しない病気を通して、人の心の抱える様々な問題をリアルに考えさせてくれる。

9.うさぎドロップ

うさぎドロップ (1) (FC (380))

うさぎドロップ (1) (FC (380))

恋愛モノが多い宇仁田さんの作品の中では異色かも。このマンガを読んで子育てしたいと思った。でもりんちゃんは「よつばと!」のよつばと対照的なおとなしくて手のかからない性格なので世の中こんな子ばかりじゃないよなあとは思う。

10.セキレイ

セキレイ 3 (ヤングガンガンコミックス)

セキレイ 3 (ヤングガンガンコミックス)

10位はけっこう迷ったけど、おっぱいの美しさと月海のかわいさでセキレイに決定。おっぱいは世界を救うと思った。あと月海には2006年ツンデレ大賞を贈りたい。