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キャラ☆メル 創刊号

http://www.ichijinsha.co.jp/charamel/

写真は付録のセイバー手乗りPOP。…まあこの付録の微妙さはさておき、表紙にもなってる藤島康介さんのセイバーが非常に良い出来。なんかこう、とてもセイバーっぽいていうか、セイバーというキャラクターの性格や在り方をうまく表現しているように思う。外人さんっぽいのもいいよね。さすが長年ベルダンディー描いてるだけあるね。セイバーの目、黄色じゃないんだけどね。
この本を買う動機になったTYPE-MOON特集は藤島さんと奈須・武内両氏との対談含め20ページにわたるボリューム。まず対談が良かった。奈須さんがテーブルトークゲームマスターにハマっていたという話は、なるほどそこがTYPE-MOON作品の原点かと納得した、ていうか奈須さんのテーブルトークやりてー。そして続く特集がこれまた素晴らしい。主要作品の登場人物と彼ら・彼女らをとりまく要素をまとめた相関図はTYPE-MOON作品の多くが共通の世界観によって語られていることを視覚的にうまく表しているし、「空の境界」「月姫」「Fate」はそれぞれの派生作品まで丁寧な解説があり、その他DDDやキャラマテ、ネコアルク、入手困難な青本まで紹介されており、作品世界の理解をより深めるメガネ凛によるワンポイント解説が随所に挿入されたり、武梨えりさんのコメントも掲載されてたり、TYPE-MOONを総括した特集としては決定版ともいえそうな抜群の完成度。知らない人にも魅力が伝わりそうだし、ファンなら持っておきたいと思わせるよこりゃ。やるなキャラ☆メル。これは買って大正解だったよ。今後もこのクオリティで特集組むなら、存在価値は高いわ。