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屍姫 6巻

ようやく互いを認めコンビ結成な感じのオーリとマキナ。景世との「縁」を切り捨てられずに「呪い」に囚われたマキナに、それすら抱えて強くなろうと言ったオーリ。かけがえのない人を亡くした悲しみ・絶望・未練と、それを乗り越えて生きようとする残された人。屍という存在を通して人間の生と死という重いテーマを扱い、血飛沫が絶えない残酷な描写を遠慮なく描くことで、激しいバトルが売りの少年マンガなんて枠におさまらない作品になっていると思う。いやー面白いわホント。ちょっと敵さんが揃いも揃って強さインフレ気味なのが気になるけど。あんな連中倒せるのかって心配になるぐらい。
そんなマンガとしての面白さよりもどうしても目がいってしまうマキナの「はいてない領域」。表紙からすでにギリギリ、そのうえ修行着のキワドさといったらもう。今回入浴シーンもあったけど、それよりバトルシーンの方が断然やらしいっていう不思議。乳首券の発行はなく、見えそうだけど全然見えない、なのにこれだけエロいのってすごいよな。究極の寸止めエロスとでも呼ぶべきか。しかし、イツキといい冬麻さんといい、アレか、屍姫はデフォではいてないのか。素晴らしい。
それにしても…明らかに狙ってやってるエロといい、適度に挿入されるギャグといい、カバー下のお遊びといい、この作者って器用だよなあ。

屍姫 6 (6) (ガンガンコミックス)

屍姫 6 (6) (ガンガンコミックス)