デッドマン・ワンダーランド 1巻

突然現れた「赤い男」にクラスメイトを皆殺しにされ、一人生き残ったと思ったら殺人犯扱いで死刑宣告、そんな主人公・丸太の行き着いた先は日本唯一の完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」。油断ならない他の囚人連中、丸太と過去を共有しているような謎の女「シロ」、何かと裏がありそうなデッドマン・ワンダーランド、丸太の持つ（与えられた？）不可解な力、そして全ての鍵を握っていそうな赤い男「レチッド・エッグ」…。
つーわけで、「交響詩篇エウレカセブン」の二人が放つ完全新作マンガの1巻ですよ。主人公がどうしてもレントンにしか見えなくてアレだけど、まあそれはさておき。原作ナシでもこのコンビはスゴかった、いやむしろ真価が問われるオリジナル作品でこそ片岡・近藤両氏の本領発揮なんだろう。1巻からすでに大作の雰囲気漂う文句ナシの面白さ。

デッドマン・ワンダーランド 1 (角川コミックス・エース 138-8)