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とある科学の超電磁砲 3巻

「幻想御手(レベルアッパー)」編決着と黒子ジェラシー話、黒子過去編を収録した3巻。原作が持つ過酷さやヘビーさ、少年マンガ的熱さを巧みに織り込みつつこれだけのオリジナルストーリーを展開していく手腕は尋常ではない。「幻想猛獣」を超電磁砲(レールガン)で仕留める幻想御手編クライマックスの演出なんかは実に見事。主役が締めるとこはキッチリ締めるっていうね。絵が上手くて話も巧く、確かなマンガ力を感じるこの作品の面白さは文句無し。
そして登場人物のほとんどが女性のこのマンガ、ちょくちょくエロいのも素敵なところ。美琴×黒子の百合チックなカラー扉とか、番外編での先輩風紀委員(メガネJK)の手当シーンとか。黒子が美琴の下着をテレポートで取っちゃうのも非常にナイスだったなー。その手があったか。脱ぎ癖のある木山センセイも素敵キャラですた。そして番外編では小学生までカバーともはや死角ナシ。あと、カバー下の「黒子日記」もウケた。