モテキ完結。祝・ドラマ化だそうで巻末あとがきにもそのへん言及アリ。あとカバー下には恒例のあったらヤだなあ…こんな「モテキ」7と8を掲載。
ここへきて表紙の「元凶」小宮山夏樹がまた色々引っかき回して、最後までgdgdな感じだったけど幸世は何かをつかんだ…いや、指先にちょっとかすった程度か?「本当の自分」なんてモノ自分でも全然分からないんだから「本当の誰か」なんて分かるわけがない、誰かの目に映る自分がその人にとっての自分そのもの、なんだよなー。これはすごくわかる。当時はちっとも理解できんかったけど今ならわかる気がする。
まあアレだ、黙ってても女の方から寄ってくるのなんてごく一部のイケメンだけなんだし、非モテは膝抱えてウジウジしてても全くもって何も始まらないんだから当たって砕け散るの前提でアクションすりゃあ何かの間違いor相手の一時の気の迷い等々で成功する確率だってゼロじゃあないってこった。モテ期なんてアテにすんな!とりあえず動け若者よ!30歳もまだ諦めるな!…え、自分はどーなんだって?いやー俺はもう33歳だしあらゆる点において手遅れだから無理だわ。あっはっは。
個人的に4巻で一番戦慄したのは、幸世が椎間板ヘルニアで実家帰るトコ。俺ももし今腰ヤったら一人暮らしで貯金ナシ家事ムリ家賃払えない=実家に強制送還しかないよなーって考えてた次の日に仕事でちょっと腰痛めてシャレにならんかった…恐ろしや。本当にいろいろリアルすぎて、面白かったけどある意味全然笑えないマンガだったわ…。
- 作者: 久保ミツロウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: コミック
- 購入: 20人 クリック: 1,905回
- この商品を含むブログ (163件) を見る