【STEINS;GATE】全ての世界線のコンプリート

ようやっとコンプしたお！エンディングだけじゃなくCGもACHIEVEMENTも全部ね。総プレイ時間は98時間。…トゥルーエンド、最後の最後で結局攻略サイトに頼った俺はチキン。見た後に「もうちょっと頑張れば自力でもいけたかもorz」と激しく後悔してるし…やれやれ。ハッピーEND至上主義者としては、このトゥルーエンドはかなり満足いく内容だったですよ。なにしろここまでの過程が過酷すぎたから…エピローグ自体が衝撃！とか号泣！とかいう類ではないけれど、あれぐらいの穏やかさがむしろ大変なご褒美じゃないかと。ピンバッジが良いね。そして紅莉栖たんが期待通り締めてくれて嬉しかった…。

総括とか

まず断言しよう、万人にオススメする…いや、プレイしないと人生損するレベルでのネ申ゲーであると！
パッケージイラストやイベントCGは正直好みの分かれる所かもしれないが…少なくとも立ち絵はヒロイン皆キュートだし（特に紅莉栖の可愛いさは異常）、慣れてくればこの世界によく馴染んで見えるから不思議。音楽も非常に良曲ばかりで、特にOPテーマ「スカイクラッドの観測者」は歌詞が世界観を的確に集約していて超絶カッコイイ！ 最大の特徴である携帯電話でのやりとりによる分岐「フォーントリガーシステム」は、メインテキストとは別で携帯を操作しメールの返信内容や電話応対のタイミングでその後の展開が決まるということ自体が斬新だし、メインテキスト進行中でも同時にメールや着信があることでリアリティ・臨場感が演出されてるし、そしてメールや電話にどう応対したかという些細な行動がその後の運命を決定するのは紛れもない「バタフライ効果」でありこのゲームの内容にあまりにも合致しすぎなシステムであり、つくづく感心する。そしてシナリオ・設定面がこれまた秀逸。「想定科学ADV」とはうまいこと言ったもので、現実の科学考証や実在する素材・機関・事件を巧みに織り交ぜることでタイムマシンなんて夢物語が電話レンジ（仮）という存在によって「え、これひょっとしてマジで作れちゃうんじゃね？」なんて錯覚させるぐらいに思えてくるからスゴイ。それでいてちゃんとギャルゲとしても成立させてる絶妙なバランス感覚。折り返し地点からシャレにならんくらいダークで鬱な展開が怒涛のごとく続くけど、最後の最後でのカタルシスと計算され尽くした伏線回収でスッキリ…のはず。そんなシナリオを引き立たせるのがキャラが立ちまくりの登場人物たち。とりわけ、主人公であるオカリンのマッドサイエンティストっぷりなくしてはこのゲームの成功は無かっただろう。中の人GJすぎ。

ヒロイン（？）ランキング

1. 牧瀬紅莉栖
2. フェイリス・ニャンニャン
3. 漆原るか
4. 阿万音鈴羽
5. 椎名まゆり

紅莉栖の1位はダントツな。まあポジション的なこともあるけど、キャラ的に見てもちょっと反則的に可愛いすぎるだろ…全力で俺の嫁な。2位のフェイリスはニャンニャン語がナチュラルすぎて驚愕した…かつて変な語尾のヒロインでこれだけ不快さも違和感も覚えないキャラがいただろうかいやいない。3位のルカ子はいちいち可憐すぎだろ…だがおt(ry 4位の鈴羽は…ヒロインとゆーより裏方サポートキャラ的要素が強かったからなー…。5位のアホの子は終盤でだいぶ評価UPした。まゆしぃだっていろいろ考えてるのです。

もしこれからやってみようという人は…

事前予備知識はもちろん、公式サイトも、できればパッケージの裏さえも見ずに、まっさらな状態から是非プレイすることを推奨。この感想記事は極力ネタバレを伏せたつもりだが、これすら読まずにやってもらいたいのが本音。そうすれば驚きも衝撃も感動もより大きいと思われ。あと攻略サイト見ないでもまゆりENDまでは自然に到達できるけど、紅莉栖ENDとトゥルーがちょっと骨が折れるかも…。これも俺が後悔したので、自力コンプをオススメしたい。ヒントはACHIEVEMENTにも隠されてるけど、あえてもうひとつ言うならば「メールの応酬」…かな。あ、あと俺はPC版をやったんだけど、PC版はパッチ当ててもセーブ→ロードですぐエラー終了してしまうなどバグが酷いので、XBOX持ってる人は絶対ソッチでやるべき。そしてメーカーの偉い人にはアップデートを早急に要求するお！

それでは君も運命石の扉にたどりつけることを祈って…エル・プサイ・コングルゥ。

STEINS;GATE

Steins;Gate (シュタインズ・ゲート) (通常版) - Xbox360