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そんな未来はウソである 2巻

みなみけの人が描く、他人の未来がちょっとだけ覗けるJKと他人のウソが見抜けるJKという能力者ふたりが織りなす「微ファンタジー」2巻。…まあ実際のところは能力とかあんまし出てこなくて、学校が舞台でショート形式で、パッと見ではみなみけと何処が違うのさ状態なんだけど、これがなかなかどうして違うんだな。まず今や登場人物大杉のみなみけに対し、こちらは2巻になっても未来予知のミツキ、ウソ発見のアカネ、好きな人が不幸になる体質のマドカ、食いしん坊江口さんの女子4人と男子(高山)1人の計5人しかほぼ出てこないので単純明快。そして、各人にラブはあるけどなかなか煮え切らないみなみけに対し、男子も女子も恋愛をキッチリ視野に入れて行動してるのでドキワク感が高い。…あーいや、みなみけにはみなみけの良さがあるのよ? でも「そんな未来〜」の二歩三歩踏み込んだ流れは…なんつーか…ときめくよね。要所要所でウソ発見とか未来予知といった能力も意味を持たせてあるし。
そういや作者の絵柄…1巻の最初らへんと比べてまた変化してきてるなあ。こう…女子がより一層可愛くなった感じ。なんだろう…目の大きさ?頬の丸み?とにかく4人とも確実にキュートになってるので良い傾向だと思いました。ていうかマドカ可愛いよマドカ。生意気だけど押しの強さとアグレッシブさが素敵。ラブホのくだりが特に可愛かったなあ…でもアレのせいでマドカはトーンダウンしちゃったのかも。
さて、このままダラダラと煮え切らず続くのか、あるいは意外に早期決着か? 3巻も楽しみ。

そんな未来はウソである(2) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

そんな未来はウソである(2) (KCデラックス 週刊少年マガジン)