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GUNSLINGER GIRL 14巻

ジャコモ決戦編クライマックスの14巻。トリエラはヒルシャーと重なり合って戦地に斃れた。ヘンリエッタはジョゼの最期に瀕し、互いに銃口を向け微笑んだ。リコは・・・最もジャンの武器に徹したリコは、見事クローチェ兄弟の敵を討ち取り、致命傷を負い「もう生きる理由はないんだ・・・」と呟くジャンに涙を流して「私のために生きて!!」と叫んだ。そしてペトラは・・・核汚染が原因で義体となったペトルーシュカは、サンドロとの絶妙なコンビネーションで無傷で核爆弾の発射を止めた。それぞれの関係を象徴するような、あるいは意外な、それぞれの「終戦」。そんでもってジャコモにとどめを刺したトリノ原発の軍警察女性兵・アプレアはなんとエンリカと同じサッカークラブ所属の友人だったとか・・・なんという因果。
個人的にはトリエラに生き残って欲しかったけど・・・流れ的には仕方ないのかもなあ。ヘンリエッタ組はある意味予想通りか。リコ組は実に意外だったが、「ひとりにしないで」と流す涙は実に純粋で美しかった。ペトラ組は・・・まあここがこのマンガ唯一の救いだしね。ちなみに85話〜87話と90話のタイトル「エリニュエス」は復讐の女神の名前らしいよ。
決着はついた。さて、いよいよ終幕?ここからどう展開するのやら。

GUNSLINGER GIRL(14) (DC) (電撃コミックス)

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