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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語【ネタバレ注意】

公式>「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」公式サイト
「・・・うわー」ってのがまず観終わってすぐの感想。いや正直声すら出なかったっていうか・・・上映終了後のあの重苦しい暗鬱とした空気といったらもう。やってくれましたわ。かつてこれほど出来が素晴らしく、これほどまでに後味の悪い劇場版アニメがあっただろうかいやない(反語)。
開幕早々まどか・さやか・杏子・マミさんが「全員揃って」敵と戦い、そして一夜明けてほむらが転校してくるという「違和感だらけの日常」はこれまでの展開を知っている人にとっては嫌な予感しなかったよね。そして案の定「偽りの世界」だったわけで、その正体は、作った犯人は・・・ってお前かよ!で、ここからの「魔女再来」→「まさかの反撃」→「待望の再会」→「」な絶望と希望のシーソーゲームっぷりが凄まじい。やはりキュゥべえはどこまでもインキュベーターだったわけで、でも彼らにも計り知れない存在、それが「人間」だったっていう、ね・・・。
TV版及び劇場版前後編がすべての魔法少女のために自己を犠牲にして世界を救う少女の物語なら、劇場版新編は世界を犠牲にしてでも自らの願いを叶えた少女の物語か。「それが正義だと賛美できるのか?」「それが悪だと断罪できるのか?」前提を根底から揺さぶり問いかけてくる結末。再び書き換えられた世界で儚く笑う少女に俺が見たのは果たしてバッドエンドか、はたまたハッピーエンドか。いや・・・幸せなんて所詮個人の主観でしかない。世界がどのように歪んでしまっても、彼女が望み、そのとおりに為ったのであればそれは・・・。
まとめると、ほむほむやりすぎ!!!