前作での予告どおり「動揺」の「朝比奈みくるの憂鬱」から直結した長編で、これまでで一番のボリューム。表紙でかわいくアッカンベーしてる朝比奈さんが主役の物語なんだけど、みくる萌え属性のない俺としてはどうしても他キャラにばかりときめいてしまうわけで。今回俺内株急上昇は鶴屋さん。楽しそうにしてる人を見てるだけで楽しいと笑うその在り方、細かいことは気にしないのに細かい部分にまでよく気が回るその器量、そして和服の普段着。もはやこの作品になくてはならない限りなくメインなサブキャラやわー。素敵。同期を封印し自律機動アップした長門もええわあー。マンションでの「晩ご飯?」に萌えた。だがしかし、どれだけ他キャラの株が上がろうがハルヒスキーな俺的順位のハルヒ1位の座は揺るぎないのであった。陰謀の正体がバレンタインだというのはハルヒが長門に電話してたあたりで確信してたけど、チョコを掘り当てたあとのハルヒの言動と挿絵に完全KOされた。この巻のハルヒの挿絵はどれも異様に可愛い気がするのは俺だけか。
あと、ハカセくんとか敵未来人とか敵超能力者とか新キャラがけっこう出てきたけど、みんな名前は不明なのな。
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
- メディア: ペーパーバック
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