現在、ウラポネットは(ほぼ)休止中です。

中の人は主にお城ブログをちまちまと更新しています。

劇場版「空の境界」第三章 痛覚残留


テアトル梅田にて4/7 18:05上映分を見てきた。前二章に比べてボリュームのある三章だが時間的には大きな差はない。原作冒頭の教授との「チャンネル」の話をはじめ会話部分が大胆に省略されるなどの変更は時間短縮のためよりも映像化の都合を考えたアイデアのように思う。会話を削っているといっても意図的なものもあるだろうし、物語の伏線となるものは残している。例えば今回橙子の「その左手、霊体ぐらいは掴めるようにしておこう」というセリフはしっかり残っていたわけだが、これは一章で式の義手が巫条霧絵の霊体を掴むシーンにリンクする。随所に手をくわえながらもあくまで原作に忠実に作られているのに驚く。一章二章で気にくわないと言ってた人物の顔のデザインは若干作画に変化があったのか今回そんなに気にならなかった。「対決」に向けて次第に盛り上げていくような構成から展開される式VS藤乃のバトルはド迫力なんてもんじゃない。小説だからこそ可能だったデタラメな戦闘をデタラメなままで映像化に成功しているからもう見惚れるほかない。式の飛び降り、藤乃の「凶れ」乱発、式の「歪曲」殺し、そしてブロードブリッジ全曲げ…圧巻。ハリウッド映画以上に手に汗握る一大アクションシーンは三章最大の見所のひとつ。式の決め台詞「生きているのなら、神さまだって殺してみせる」はマジしびれたわ。
そしてもうひとつ、俺的に熱く語らずにはいられない三章の見所、それは…おっぱい。
原作と異なり、劇場版三章はいきなり藤乃のレイプシーンから幕を開ける。ビリヤード台の上で上半身脱がされ挿入、たわわに揺れる巨乳。なるほど竹箒日記で言ってたのはこれかとものすごい勢いで納得。冒頭だけでなく以降の回想シーンでも幾度となく出てくるおっぱい。形・色ツヤ・張り・揺れ…その妥協なき作画…グレイト!ワンダフル!確かにこいつは素晴らしいおっぱいアニメだぜ。感覚を閉ざされた藤乃は胸を鷲掴みにされても顔を掴まれても無反応な点も見逃すべからず。幹也んちに泊まった時の幹也のものと思われる黒シャツふじのんの寝姿も超セクスィー。