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【ToHeart2 AnotherDays】シルファルートクリア

普通に泣いた。
四人目に選んだのは舌足らずヒネクレメイドロボ・シルファ。前作では会話中に名前のみ登場。攻略はMAPで選択するのみ…っつーかシルファしか選べなくなる超一本道ルート。五つほど日常イベントをこなしてた前回セーブポイントから再開して、とりあえず進めておくかーとクリックしてたらクリアしちゃったよオイ、みたいな。菜々子、まーりゃんと日常イベント多かったからその感覚でやってたけど、シルファルートは日常イベント少なめのはるみルート型だったのだ。それにしても、余分な装飾はことごとく端折ってサックリ終わりすぎ感はエピローグ含めて拭えない。シナリオの完成度としては物足りない感は否めない。だがそれがどうした。俺は泣かされたんだ。確かに心に響くモノがあったんだ。ならそれは理屈ではない。よかった。実によかったよ。デートからがやたら急展開に感じたけど、ずっと二人で暮らしてたんだし愛を育む時間は十分あったと解釈。目まぐるしい展開のおかげで貴明のヘタレっぷりも控え目だったのはストレス軽減。ミルファみたく鬱展開きたらどうしようとビクビクしてたけど、普通にハッピーエンドでひと安心。それと告白後、Hに突入前に貴明が逡巡するシーンを挿入したことを特に評価したい。前作含めこれまでは告白即H的流れが多かったけど、そりゃアンタ、初体験前なんてビビらない方がおかしいよね。
で、シルファに見事にヤラレてしまった件。脱走イベントで本性現してすぐは「ちょ…舌足らずキャラとか…狙いすぎだろw」と若干引いてたのが、料理対決とか手作り弁当とかでのひたむきさ・健気さに愛おしさ急上昇。遊園地デートでのすれ違いを経てのエロマンガにありがちな「私をプレゼント」イベントもシルファがやると破壊力がケタ違い。最後のハンコを押すところで涙腺決壊。エピローグを出会いと同じ冷蔵庫宅配でうまいことシメたのもよかった。しかしまあ、特典で中の人も言ってたけど、シルファボイスは大変だったと思うわ。何がすごいって、少しも不快に感じなかったところがすごい。双子の関西弁とは大違い。明らかに不自然なしゃべり方を自然に思わせた演技力に乾杯。
あと挿入CGがタマラン出来ですた。ナチュラルに「らめぇ」を言えてしまうのはシルファぐらいなもんでしょ。