涼宮ハルヒの憂鬱 7巻

特典のしおり。
「射手座の日」（＋マンガオリジナルの後日談）と「消失」の前半を掲載した公式コミカライズ7巻。「射手座の日」では長門のお茶目っぷりがカケラも出せていないとか、消失ではキョンの狼狽っぷりが全然伝わってこないとか、そんな批評を繰り広げる気にもならない。無礼を承知で言わせてもらおう。誰だよコイツ（ツガノガク）連れてきたの。誰だよコイツにハルヒのコミカライズ打診したの。絵が下手の一言では到底片付けられない下手さ、加えて表現・効果・表情などマンガ技術も下手。巻を重ねても一向に改善が見られない。もうだめぽ。こうなったら隔月連載でいいからシャナ描いてる「のいぢ絵マスター」笹倉氏にお願いするしか。って無茶言うな。
そんなわけでいろいろ残念な感じのままとうとう消失が始まってしまったわけで。読むたびにやるせない気持ちになるのにずっと買ってる俺も俺だが、消失が8巻に続いてしまったので8巻も買うだろうなあ。消失に関しては是非とも原作を読んでもらいたい。それも憂鬱・溜息・退屈を読んでからがベスト。前3巻があっての消失だと思うんだな。あのストーリー展開はマジ神がかってる。ハルヒシリーズで一番面白いところだと自信をもってオススメ。マンガ版？原作を面白いと思ったなら、読まない方がいいよ。全力でがっかりするから。
こんだけ辛辣にこき下ろしておいてなおコミカライズを買い続けてるのも、ひとえに原作新刊が出ないからであって。そろそろみんな諦めかけてるかもしれないけど、俺一人だけになっても言い続けるんだ。「驚愕マダー？」

涼宮ハルヒの憂鬱 (7) (角川コミックス・エース 115-9)