現在、ウラポネットは(ほぼ)休止中です。

中の人は主にお城ブログをちまちまと更新しています。

うさぎドロップ 5巻

独身男の子育てマンガ5巻目。って10年たってるー!?表紙のりん(鹿賀りん:このマンガの主役の独身男・ダイキチの祖父の隠し子で、祖父の死をきっかけにダイキチが育てることになった綺麗で賢い女の子)が高校生になってるとか!この展開は予想外だったわー。そんなわけで第二部がスタートしたらしく、ダイキチとりんが出会ってから10年が経過し、りんは高1に、ダイキチは40歳の大台に。6歳の頃からめちゃんこかわいかったりんは16歳でめちゃんこ美人さんに成長。りんの幼馴染・コウキとは相思相愛なのに中学時代にコウキがやんちゃして別に彼女作ったりしてたせいもあって付き合うに至らず。コウキの母・シングルマザー二谷さんとダイキチの関係も微妙なまま。子供たちはすっかり成長して、子育ては子供の恋愛や進路・将来なんかがメインになってきたりという段階に。
いきなり10年後には超びっくりしたけど、読み終えて相変わらず面白かったので大満足。4巻までとはある意味違うマンガになってるかもしれないけど、これはこれで大いにアリ。もともと男女の心の機微とか恋模様とか描くのが非常に巧い作者なので、そのへんのポテンシャルを遺憾なく発揮してる。30話のダイキチと二谷さんのやりとりとかもう、なんつーか、もう。ダイキチと二谷さんにしても、りんとコウキにしても、恋愛ってタイミングが大事だよなーとつくづく思う。愛も気合いも勢いも大事だけど、こう、線と線が交わる絶好の機会ってのがあって、それを逃してしまうと、いくら互いに想っていても、どこかうまくいかないような。そういうのって、あるよね。まあ、まだまだこれからどうなるか分からないわけで。再び巡ってくるかもしれないからね、タイミング。そんなこんなで開始早々何かと(俺が)盛り上がってる第二部。恋の行方と、際限なく綺麗になるりんと、40過ぎても美しさに衰えを見せない二谷さんから目が離せない。

うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)

うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)