10月からプレイ開始して4ヶ月少々。CG・Hシーンはコンプ。攻略サイトを見る限り、全てのルートを網羅したっぽい。バトルやら野球練習やらは全然やり込んでないし、野球の試合に勝つ展開もあると聞いたけど、とりあえず一段落。なので、ここらで振り返ってまとめ的な感想をアレしておくよ。
総括的な
まずなによりゲームとしての完成度、作品としてのまとまりの良さに圧倒された。各ルートの背後に見え隠れする「世界の秘密」、そこから「本筋」に至る構成、終盤の怒涛の展開と爽快なグランドエンディング。ちょっとした選択肢の分岐にも会話の内容が微妙に変わる緻密な作り込み。ミニゲーム等長く遊べる要素の盛り込み。シナリオはギャルゲというよりは少年ジャンプ的な熱さが強かった気が。これだけ男キャラが印象的なエロゲもそうそうないのでは。音楽のクオリティも非常に良く、ゲーム内容を象徴する歌詞とメロディラインが気持ちいいメインテーマ「Little Busters!」と明るく軽快なEDテーマ「Alicemagic」が特にお気に入り。BGMではハモンドオルガンが心地よい「スローカーブ」が好き。グラフィックは…んーまあちょっとクセが強いから人を選ぶかも。
そしてEXでの追加シナリオ3本の出来がこれまた素晴らしい。18禁化というよりも佳奈多・佐々美・沙耶の3人が攻略できることこそにEXの価値があると思うんだ。正直エロゲとしての実用性は微妙だし。いや、Hシーンは大事だし必要だと思うけど。3人のシナリオがクオリティ高すぎて従来のキャラが霞んでしまってるぐらいで、EXはもうこの3人が看板と言っても差し支えないんじゃないかと。
考えてみれば、これの前にプレイしてた「空を飛ぶ、3つの方法。」も「本筋」と「サブヒロイン」という構成だけ見ると共通してたんだなあーと思った。でも「サブヒロイン」それぞれにも魅力を持たせた上での「本筋」の説得力とかそのへんの差が歴然っつーか。「そらみつ」も着想とか設定は悪くなかったんだけどなー。これがkeyの実力かーと納得させられたね。他作品もやりたくなった、ていうかCLANNADはもう購入確定。
キャラランキング
※キ=キャラ評価、シ=シナリオ評価、萌=萌えポイント/15点満点
- 笹瀬川佐々美(14pt.)
- 朱鷺戸沙耶(13pt.)
- キ:★★★★★
- シ:★★★★☆
- 萌:★★★★☆
- 個性の強烈さと中の人の演技力はダントツ。が、萌えポイントで佐々美に一歩及ばず。沙耶ルートの作り込み度合は本当スゴイ。ちょっと別のゲームの域に入っちゃってるけど。
- 二木佳奈多(12pt.)
- 三枝葉留佳(12pt.)
- キ:★★★★☆
- シ:★★★★☆
- 萌:★★★★☆
- 長短ツインテの個性的なビジュアルがお気に入り。アホな子と見せかけてめっちゃ健気なところとかたまらん。
- 来ヶ谷唯湖(10pt.)
- キ:★★★★☆
- シ:★★☆☆☆
- 萌:★★★★☆
- 理樹とイチャつく姉御がかわいすぎてもう。最強キャラすぎたせいで報われないシナリオが総合点を下げることに。
- 能美クドリャフカ(9pt.)
- キ:★★★☆☆
- シ:★★★☆☆
- 萌:★★★☆☆
- ロリは恋人としてより鑑賞用として愛でるべし。特にクドはペット向き。わふー!
- 西園美魚(8pt.)
- キ:★★★☆☆
- シ:★★★☆☆
- 萌:★★☆☆☆
- シナリオは悪くなかったけど萌え度が不足してたかなー。キャラ的には面白い味出してたよ。
- 棗鈴(7pt.)
- キ:★☆☆☆☆
- シ:★★★★★
- 萌:★☆☆☆☆
- シナリオはまあ「本筋」だし当然の評価としても、キャラはどうにも好きになれなかったわ。恋の対象として見れないっつーか。
- 神北小毬(5pt.)
- キ:★☆☆☆☆
- シ:★★★☆☆
- 萌:★☆☆☆☆
- 物語的には重要なポジションにいるんだけど、シナリオも悪くなかったけど…あのしゃべり方はきついわー。
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