デッドマン・ワンダーランド 6巻

「自由の鎖」編が終わり、しかしながら相変わらずの監獄生活に茫然自失のガンタ。でもシロやらアザミやらのおかげもあってなんか楽しいかもーとまったり余裕こいてたのも束の間、なんやかんやでアザミを守りたいと思ったために皆に大怪我を負わせてしまい、デッドマンの敵であるニンベンの一人はアザミで、アザミを守ろうとしたガンタは裏切り者で、全員から見放されたその手をたった一人つかもうとしてくれたのはシロで、けれどその手を振り払ってしまって、ガンタは、独り。
いやー毎度毎度きっつい展開だわー。ちょっと安心させといてガッコーンて落とすもんなー。シロがレチッドエッグだって読者は先に知っててガンタだけが何も知らなくて…でもシロが能力者だってことはようやく気付いて…全部を知った時のことを思うとマジ残酷だよなー。ここへきてようやく姿を見せたモッキンバード、かなりの曲者っぽいし何かと鍵を握ってそう。
面白いんだけどどこまでも救いがなくて常に絶望と死と隣り合わせってのがヘビーなんだよな…そんなこのマンガがアニメ化進行中ってまじかー。AT-Xで視聴制限要るんじゃねーの、グロ的な面で。

デッドマン・ワンダーランド (6) (角川コミックス・エース 138-13)