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真月譚 月姫 7巻

これまで超スローペース刊行だった佐々木月姫が2ヶ月連続発売というニュースを聞いて正直「大丈夫か?」と不安になったが、よくよく見直すと6巻の発売は2008年3月で、二度三度月刊連載を休んでても20話以上のストックがある計算だった。安心!
というわけで「朱い月」を背に立つ真祖が表紙の7巻。再会する吸血姫と殺人貴、強襲・カレー先輩、明かされる「戦姫」の真実、夢のような幸福な瞬間、重なる肌、そして…終局へ。うおおおお。うおおおおおおお。原作やったのもう随分前だからかなり忘れてるけど、こんなだっけか。確かこんなだったよなー。佳境だなー。めっちゃ佳境ってるわー。このあたりをじっくり描くことで、月姫という物語が(原作ゲームでは相手選べるけど)アルクと志貴のラブストーリーなのだと再認識できる。そして59話ではおっぱいだのセクロスだのばかりがクローズアップされがちだが、恋愛においてリアリティや生々しさを演出する手段としてHは必須だと常々考えているので、月姫がエロゲだということを抜きにしてもこのシーンは不可欠だし、よくぞしっかり描いてくれたと思った。アルクと志貴の感情の動きについては原作より深く掘り下げられてるのではと思うほどだ。終盤にきてますます冴えわたる超絶クオリティに鳥肌。7巻でもう非常に満足しまくったというのに、今月末には8巻が読めるとか幸せすぎる…!
きのこ氏の帯コメント通りシエルさんの名脇役っぷりは異常だが、佐々木アルクの可愛さも異常であり、ここへきて臨界点を突破。裸Yシャツinベッドとか、志貴とHしてる時の表情とか…あかん、萌え悶え死ぬ。見開きのアルクの笑顔が切なすぎてもう、もう…!吸って!俺の血でよければ何リットルでも吸って!って吸わせちゃダメだろ俺!

真月譚月姫 (7) (電撃コミックス)

真月譚月姫 (7) (電撃コミックス)