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僕は友達が少ない

前からタイトルが妙に気になってて、オタ友にきいたら悪くない感じだったので、驚愕を読み終えたところで読み始めてみたら、この秋からアニメ化とかなんてタイムリー。
友達が少ない(ていうか基本いない)者同士で設立された「隣人部」に集う残念な連中が繰り広げる残念系学園青春コメディ。残念系ってどんなだよっていう点については読んだら一発納得するはず…とにかく何かと残念なのである。会話文多めでテンポも良いのに加えて各章の区切りが短く、実にサクサク読めるあたりはこれぞラノベって印象。ゲームやら演劇やらでのしょーもないやりとりがいちいちツボった。せもぽぬめ…。学園がミッション系だったり、ヒロインが金髪巨乳だったり、妹が邪気眼だったり、男の娘が出てきたりとキャラ造形・設定があざとすぎる感はあるが、登場人物は総じて残念なので妙に親近感がわいてしまう。各キャラがしっかりしてるし活き活きしてるよね。主人公・小鷹は家事全般得意でヤンキーに間違われるという設定はどこかで超聞いたことあるが、それを利用して立ち回れるとなるとなんちゃってヤンキーとしては断然格上だな…友達いないけど。夜空と星奈とでは、ハイスペックな上に何事も全力でギャルゲに激ハマリしてる星奈が俺ランキングで二歩リードかな、巨乳だし…友達いないけど。それより小鳩かわいいよ小鳩。なんちゃって邪気眼で兄を「あんちゃん」て呼んだり素に戻ると訛りがきつかったりするのに萌え。あとはブリキ氏のイラストがこれまた非常にキュートで素敵。173頁の全裸小鳩とか235頁の笑顔星奈とかいちいち破壊力高杉。
ずっとgdgdな雰囲気での進行に油断してたら最後にキッチリフラグ立ててったしなー。これは購読継続確定でしょ。うん、面白かった。

僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)