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ワールドエンブリオ 9巻

過去編が終わり新章突入?な9巻、帯コメント&イラストはokama氏。もうウソをつかないと誓った「狼少年」だったがままならないことばかりで、天音姉の面影を重ねた大事な人も失い、怒りに身を任せた「スラガ」の前に立ち塞がったのはなんと・・・ネーネ?
作中でも作者が自虐的に語ったとおり非常にまわりくどかった過去編。レナ・タカオ・唐沢らの出生や現在に至るおおよその流れは分かってきたものの、元凶・「柩(エンブリオ)」についてはまだまだ謎だらけで、天音姉の出生についても謎は深まる一方、さらに現れた犬みたいな棺殯は一体なんなのと思ったらその飼い主はネーネかよ! ウソをつかないと決めたところで、ついてきたウソはなかったことには出来ない、これまでの過ちに対する報いがこの「再会」なのか・・・。
しかしまあ、作者も相当自覚はあるハズなのに分かりにくさ・まどろっこしさは相変わらずですな。いよいよクライマックスに入ってくっぽいけど、あとがきマンガ見てるといろいろ不安が・・・ばらまきすぎたフラグを回収しきれるのかしら? 新キャラのエセ関西弁姉さん・七海は使い捨てカワイソス。戦わない刃旗使いがいるっていうのは面白いエピソードだったな。能力はあってもビビって「正義の味方」を放棄、か。あと9巻最大の見所はクララとレナのひんぬーお風呂シーンであり異論は認めない。

ワールドエンブリオ 9 (ヤングキングコミックス)

ワールドエンブリオ 9 (ヤングキングコミックス)