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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 10巻

エプロン姿の桐乃が表紙の俺妹10巻は「京介はじめての一人暮らし編(期間限定)」。まあ本編にはこんな表紙絵みたいなシーンは全く出てこないのであしからず。
まず折り込みカラーのあやせとにらみ合う制服黒猫が可愛すぎて、小一時間悶え転げてから読み始めた10巻。一章は京介と御鏡・赤城の男3バカトークが残念すぎ、御鏡兄も残念すぎ。二章、一人暮らしの京介宅へ次々と訪れるヒロインたち・・・これなんてエロゲ?あやせと黒猫の対決も良かったけど、二章はやっぱり加奈子と京介のやりとりが素敵すぎたわ。エロゲのくだりは挿絵も含め最高。超笑った。加奈子さんめっさ男前。三章は引っ越し祝いパーティ。京介じゃないけど、まさかこのメンツ(桐乃・黒猫・沙織・あやせ・加奈子・麻奈実)が一堂に会する日が来るとはねえ。もうキャラクターが完全に確立してるから、それぞれが勝手に動いてる感すらあるよね。そんでもって京介はマジで死んだ方がいいレベル。だって好感度ゲージの大小はあれど絵に描いたようなハーレム状態だぜ?7Pできそうな勢いだぜ?で、桐乃があやせを選んだのは本当に京介を嫌ってると思ってのことかもしれんが・・・結果的にこの判断があやせの背中を押すことに。そして四章のストーカー騒ぎ、沙也佳の告白にかつての自分を見たあやせ。一件落着した後、互いの嘘を白状する京介とあやせ。あやせが嘘だったと告げたのは、京介を変態認定していたこと、そして・・・京介なんか大嫌いだと言い続けていたこと。
とまあ、終わってみれば完全にあやせのターンだった10巻。事態を正確に把握できてないのは当の京介だけという中、京介をめぐる「戦い」はますます激化しそうな予感だがはたして・・・? それにしても、四章でのあやせが黒猫を踏むシーンだけは意味不明でシュールすぎた気が。