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ワールドエンブリオ

2巻まで読了。作者の森山大輔さんの名前はげんしけん9巻特装版付録の同人誌で初めて知り、なんとプリチーなスク水蓮子コス荻上を書く人だろうと感動し、そういやワールドエンブリオって日本橋のコミック店で見かけたなあと思い出して何気に買ってみたらすげー面白かった。携帯から感染する「棺守」、それを倒す「刃旗」、謎に満ちた舞台、先の読めない展開。失われる大切な人、忘れられゆく存在。読んでいてドキドキハラハラするような、久しぶりにマンガらしいマンガに出会った気がする。こんな感覚は「うしおととら」を読んだ時以来かもしれない。カバー内側表紙のオマケやあとがきのギャグなど遊び心もキッチリ盛り込んでて、楽しんでマンガを描いてる感じが伝わってくる。あとがきによると2巻までが「序章」だっていうからさらにびっくり。これでまだ序章かよ、と。embryoとは胚、あるいは胎児の意味。おそらくネーネは物語の大きな鍵。陸たちは、世界は、何処へ向かうのか。またひとつ、続きが気になって仕方がないマンガが増えた。
あと、ネットで調べて作者がクロノクルセイドを描いた人だと知った。これはクロノクルセイドも買わないとなあ。

ワールドエンブリオ 2 (ヤングキングコミックス)

ワールドエンブリオ 2 (ヤングキングコミックス)