反体制組織「自由の鎖」の集団脱獄計画に参加するガンタだが「墓守」とスパイの罠にかかってさあ大変…な4巻。裏切り、行き詰まり、蹂躙。相変わらずわずかな希望が圧倒的な絶望に塗り潰されることの繰り返しで、4巻の終わりではいよいよもって救いがない。「自由の鎖」副リーダーのオトコマエなベリーショートお姉さん・「ゲームファウル」唐子さんもなんだか死亡フラグが見え隠れしてるしなあ。一方、デッドマン・ワンダーランドという施設の「本当の目的」もだんだんと明らかになってきたり。
面白いのは面白いんだけど、時折あるエグい描写と常に付きまとう閉塞感・絶望感がちょっと胃にもたれるので注意が必要なマンガ。
デッドマン・ワンダーランド (4) (角川コミックス・エース 138-11)
- 作者: 片岡人生,近藤一馬
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (34件) を見る