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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8巻

うおおっしゃあああ黒猫は俺のもんだああああ京介なんかにゃ渡すもんかああああああああああ!
…とひとしきり取り乱したところで8巻である。まずキュゥべえの帯に吹いた。全世界の黒猫ファンを絶望のズンドコに叩き落とした7巻ラストの告白からスタート。ここからの黒猫さん自己アピールに始まり、22頁の「きっと来世でも、好きになるわ」までは冒頭にしてこの巻最大の山場かつ見所のひとつであると断言する。なんかもうここだけ反芻して京介を自分に置き換えるだけで幸せになれるっつーか昇天できるっつーか…実に黒猫らしい、キャラの持ち味・魅力を超凝縮した告白だよね。この後も8巻はずっと黒猫のターン、完全なる黒猫無双なんだけど…3章ラストの展開はなんとなく予想してた。自分のことになるとてんでダメな京介に全俺が共感。四章はこれまた…この物語全体を通じての大きなターニングポイントやね。ついに京介の前で本音を吐いた桐乃。この兄妹は重度のシスコン・ブラコンだしいろいろきわどすぎるけど、「兄妹愛」ってのは全くの絵空事ってわけでもないと思う。妹に彼氏ってなんとなくイヤという気持ち、分からんでもないし。一線を超えたラブではなく、あくまで兄と妹としての、繋がり。ギリギリを見極めて、うまいこと着地させたなーと個人的には感心した。最後の桐乃の挿絵はアニメOPを連想させる素敵な笑顔。互いに一歩ずつ歩み寄った末の「ありがとう」「どういたしまして」。キレイにひと区切りついた、後味の良い終わり方だった。
いやーしかし黒猫は可愛いなあ!黒猫は可愛いなあ!黒猫は可愛いなあ!黒猫は可愛いなあ!黒猫は可愛いなあ!(8巻で一番大事なことなので5回言いました)桐乃にも5回ぐらい悶え転げたけど、黒猫には5,000回以上悶え転げて摩擦で発火しそうになったわ。ほんとにもーなんだろなーなんなんだろうなーたまらんわー結婚してくれえええええ!ふおおおおおおおおおお!!!!!
それにしても京介モテすぎだろ…まさかあやせまで「脈アリ」だったなんて…。世の中間違ってる…。